アル・ムイズ通りは、この通りを最初に建設したファーティミッド朝のカリフ、アル・ムイズ・リ=ディン・アッラー(341-365AH/西暦953-975年)にちなんで名づけられた。彼はまた、(358-365AH 969-975AD)にエジプトを統治して以来、エジプトにおけるファーティミッド・カリフの創始者でもある。今日では、世界最大のイスラム遺跡野外博物館であり、1979年にユネスコ世界遺産に登録されたユニークな遺産である。この通りは何世紀にもわたって様々な名前がつけられてきたが、1937年にカイロの創始者にちなんでアル・ムイズと呼ばれるようになった。